城南学園小学校 山北浩之校長先生から (2012年9月3日付)
関西私立小学校の校長先生方から「願書の書き方アドバイス」をいただいて、ご紹介してまいりました。
で も、願書に記入すべきところがごく少ない小学校もあり、そうした場合「願書の書き方アドバイス」をいただくよりは、「面接のアドバイス」をいただいたほう
が、志願者と保護者の皆様のお役にたつのではないかと思い、記入箇所の少ない小学校の校長先生方には、「面接のアドバイス」をお願い致しました。
本日は、大阪市の城南学園小学校さんに「面接のアドバイス」を頂きましたので、ご紹介いたします。どうぞ、参考にしてください。
(個人面接)
〇いろいろな質問に答えられるか。
・挨拶は、大きな声で、笑顔でできるように。
・「~しましょうね。」の問いかけには、まず、「はい。」の返事を。
・「~です。 ~します。」の語尾を忘れずに。
・答えにくい質問であっても、一生懸命に考えて答える。すぐに「わかりません。」と言う
ことのないように。
〇指示を理解して作業することができるか。
・指示を聞き逃さないように、相手の目を見て最後まで聞く。
・ 話が終わってから、作業を始める。
・根気のいる作業の場合は、最後まであきらめないで取り組む。
〇日常のしつけがなされているか。
・「席を立つ場合は、椅子をしまう。」、「靴を脱いだら揃える。」などの基本的な事柄が
当たり前にできるように日頃から実践しておく。
(親子面接)
〇面接前
・静かに待つ。ただし、子どもの心を安定させるためのスキンシップや笑顔を忘れないよう
に。
・携帯電話の電源は、オフにする。
〇面接中
・質問者を見て、大きな声ではっきりと答える。
・子どもが答えている時、保護者は暖かい目線で。(子どもが保護者の方を見てきた時は、
笑顔でうなずき安心感を与える。)
・答えにくい質問であっても、一生懸命に考えて答える。すぐに「わかりません。」と言う
ことのないように。
〇面接後
・面接後も気を抜かない。緊張感から解放された時に、その家庭本来の姿が出ることが多い
です。
日頃から前向きな明るい家庭作りを心掛け、どのような場面であってもにこやかに対処で
きるようにする。
以上です。面接の参考にしてください。