聖母被昇天学院

◆ 聖母被昇天学院 森田和一理事長先生 インタビュー (2012.4.28)

大阪府箕面市にある「聖母被昇天学院」の 森田 和一理事長先生にお会いして、お話を伺って参りましたので、ご報告いたします。

 

森田和一理事長先生は、「学校法人 聖母女学院」の常任理事でもあります。また、NPO法人地域の寄り合い所「また明日」副代表理事として幅広く活動しています。更に、(社)企業研究会主催の「人間力養成塾」のコーディネーターもしています。

「人間力養成塾」のコーディネーターだとお聞きしましたので、森田和一理事長先生に「人間力」について、そして「聖母被昇天学院」における「人間力」について伺いました。

森田和一理事長先生は、
「人間力とは、「優しさ」だと思いますね。「優しさ」と言いますと、「弱い」に近いように感じる方があるかも知れませんが、決してそうではありません。私は、たくましくなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格はないと考えています。人を「命ある人間として大切にする」ことが優しさでね。

この「聖母被昇天学院」であれば、学院生徒一人一人を「命ある人間」として大切にし、子どもたちに「無限の可能性」に気付かせ、引き出し、発揮させることが優しさですね。また、学院を預かる理事長、校長は、生徒だけでなく、先生自身にも無限の可能性を引き出し、磨かなければならないと思います。そして、トップクラスの先生による、トップクラスの教育を可能にします。また、「優しさ」は、対人間だけではなく、地球環境を配慮し、地球を守ることにも発揮されなければいけませんね。
私は、この「優しさ」がある人が「人間力のある人」だと考えています。この考え方は、一見、利益を追求するべき責務を負う企業経営者としては、相反するもののように思えるかもしれませんが、現在、企業経営の第一人者として活躍していている人はみな、この考えを持っています。人に優しく、地球にも優しくなければ、経営のトップに立つ資格はありません。

この世に生まれた命を大切に育む社会を作らなければならないと思います。そして、この聖母被昇天学院は社会の改革に寄与できる女性を育てたいと願って創立された学院です。聖母被昇天学院は生徒も保護者も皆、ファミリーなのです。と、同時に、世界に広がるアサンプションファミリーでもあります。この学院は箕面の山麓にある小さな学院ですが、グローバルなアサンプションファミリーに繋がっているのです。

聖母被昇天学院は幼児から高等学校まで、ファミリーとして子どもたちを見守っていく学校です。そして、夢をかなえる学校です。大学進学においては、難関校を希望するものには、その夢を叶えるために先生方はできる限りのサポートをします。でも、進路に差別はありません。進学実績を誇る学校ではなく、生徒の夢を叶えるために出来る限りの手助けを惜しまない学校です。」

と、お話してくださいました。

「聖母被昇天学院モットーと教育理念」をご紹介いたします。

  


モットー 「誠実・隣人愛・喜び」

教育理念 ~イエス・キリストの教えに基づいて、

1、真理と善をもとめ
2、他者を愛する人間性を育み
3、社会に平和と正義をもたらすために
4、自らの生を生き抜く人間の育成に努める。

 

「子育て」について伺いました。森田和一理事長先生は、男の子2人のお父さまです。
森田理事長先生は、
「親ばかになろうじゃありませんか。可愛い子供を抱きしめようじゃありませんか。親が子どもを抱きしめないで、誰が抱きしめるんですか。愛されて育ったお子さんが、人に愛を与えることができるのです。精いっぱい大事に愛して育ててあげて欲しいですね。そうすれば、将来、必ず人に愛を与えられる人になります。聖母被昇天学院は、あるがままの自分を愛してくださる先生がいて、同時に自分の可能性を引き出してくださる先生がいる学校です。聖母被昇天学院の創立者 聖マリ・ウージェニーは、「光で養われた者だけが、光を与えることができます。」と言っています。」

森田和一理事長先生のお話は、以上です。



先日、「聖母女学院」の理事長である廣岡洋子先生にお会いした時に、学校は校長先生と理事長先生のオーラがミックスしたもので包まれているものだと気づきました。そこで、「理事長先生インタビュー」を始めました。今回、「聖母被昇天学院」の森田 和一理事長先生にお話を伺いまして、やはり学校は理事長先生と校長先生のミックスしたオーラで包まれていると感じました。

 

 

今回、森田和一理事長にお話しを伺いまして、廣岡洋子理事長と森田和一理事長は考え方が同じだと感じましたが、お二人は深い親交があるそうです。


こ れから、幼稚園説明会や学校説明会が始まります。参加される保護者の皆様は、園長先生、校長先生だけでなく、理事長先生のお話も伺って、学校全体が子ども をどう捉えているかを追求してほしいと思います。かけがえのない我が子、手塩にかけて育ててきた愛する我が子の一大事です。是非、他人の意見に惑わされ ず、生徒の一人一人をわが子のように愛しいと思い、見守り導いて下さる学校かどうかをご自分で判断していただきたいと思います。

 

子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。