立命館小学校 浮田恭子校長先生から

京都府 立命館小学校 浮田恭子校長先生から頂いたアドバイスです。


                      (2011年 8月1日付)


CIMG0837
                浮田校長先生と私

立命館小学校のホームページはこちらをご覧ください。

 

「一生懸命書いてくださった字かどうかは、すぐにわかります。ですから、字の上手下手にこだわっていただかなくて結構ですよ。心がこもっていればそれ で良いのです。欄にいっぱい書かなければいけないという決まりもありません。勿論、欄いっぱい、ちょうど最後に〇が来る、ということはそれだけ計算されて いるということですから、そこにも心がこもっていると言えますね。先日、思いがいっぱいあるから小さい字になってもいいですか?と聞いてくださった保護者 の方がありました。勿論です。小さな字でも、しっかり読ませていただき、皆さまのお心を受け取ります。


私が書類を書くときには、ワープロでまず原稿を書いて、2日ほどして読み直して変なところを直し、あと1日おいて読み直して付け加えることがないか考え、感情的すぎる文を削り、字の大きさを調整して、清書することにしています。

今年度の願書の場合も、欄いっぱいに書くことに重点を置くのではなく、短くても相手の心に伝わるのが本当の名文ですよね。でも、名文である必要もありませんよ。

わ が子を思う親の気持ち、家族の気持ち、立命館小学校を選んでいただいたお気持ち、そういうものを見逃さないように、昨年から何回も議論して、同じようなこ とを書かなければ埋まらない項目は外し、短文で書いてもらった方が書きやすい削った結果、今年の願書は1枚になりました。

入学希望者の保護者の皆さま、皆さまが一生懸命に書いてくださった願書は一枚一枚丁寧に読ませていただいきます。面接会場で、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。」

 

                          立命館小学校 校長 浮田恭子