帝塚山学院中学校高等学校

◆瀧山 恵 副校長先生 インタビュー (2011.12.5)

 

2011年12月5日 大阪市住吉区にある帝塚山学院中学校高等学校の 瀧山 恵 副校長先生にお話を伺って参りましたので、ご報告いたします。

CIMG3334瀧山 恵 副校長先生と私
帝塚山学院で初めての女性副校長先生だそうです。
帝塚山学院中高の教育理念は「時代を創る女性(ひと)づくり」です。
女性副校長先生は、女学生にとって身近なキャリアウーマンであり、善きお手本ですね。

CIMG3342図書室です。
帝塚山学院中高では、1年間で16000冊の貸し出しがあるそうです。
蔵書は6万冊。ちょっとした公共の図書館並みですね。

CIMG3341いつでもPCが使用できます。
図書館は6時まで開いていますので、ゆっくり調べ物ができます。

CIMG3335
今年の全国高校野球選手権大会のポスターは帝塚山学院の生徒さんが描いたものです。
来年度のポスターも帝塚山学院の生徒さんの作品だそうです。

帝塚山学院中高の教育理念は、「時代を創る女性(ひと)づくり」です。
・豊かでしなやかな感性
・柔軟で独自な発想力
・高い創造力、自己表現力
・構造化する思考力      
以上の感性を伸ばす教育活動を通して、21世紀をたくましく生きていく女性を育てて行きます。

帝塚山学院のホームページはこちらです。


瀧山 恵 副校長先生のお話をご紹介いたします。


ヴェルジェコースの導入に伴って、

1、習熟度別学習 2、総合学習 3、創究講座 4、放課後活動 の新たな「四つの学び」を展開し ています。「創究講座」は、中学校で学んだ「総合学習」が発展したもので、高等学校の各学年に設定した多種多様な講座です。「自ら創り、探究する力を育成 する」ことが目的の講座なので「創究講座」と名付けました。

レポートの作成とプレゼンが必須で、関学コースと文系・理系専攻の生徒を対象 に、毎週土曜日3・4時間目に実施しています。卒業後の進路を考えて、自らのキャリアデザインに役立てられる講座も設定しています。週に一度、生徒自身が 自分と向き合い、新しい自分を発見し、将来の自分像を創りあげていきます。

先日も、「活躍する女性」をテーマにして学習しているそうで、身 近なキャリアウーマンとしてインタビューを受けましたが、アポイントの取り方、インタビューの仕方、人の話の聞き方話し方、声の大きさ等を中学校の「総合 学習」で学んできた成果が出ていたと思いました。私は生徒たちの良い手本でありたいと思いましたし、まさに21世紀を創る女性として、たくましく生きてい こうとしている生徒の姿に接し、とても嬉しく思いました。

帝塚山学院小学校からの進学者は、教科学習に対して真摯に努力する学習姿勢が出来 ていますので、成績も上位のお子さんが多いですし、お心も強いですね。内部進学者だけでなく、帝塚山学院の生徒は思いやりをもっているお子さんが多いです ね。先生も生徒も暖かい家族思いの人が多いです。

 


 

以上です。

これまでに、帝塚山幼稚園の田中 幸枝主任、帝塚山小学校の文田雅夫校長先生 にお話し伺い、今回、中学校高等学校の瀧山 恵副校長先生にお話しを伺うことが出来ました。生徒の年齢は異なりますが、自由な魂を育てる帝塚山学院の教育 理念は一貫したものでした。帝塚山学院は2016年に学校創立100周年を迎えます。伝統とその伝統を踏まえてなお学問の高みを目指す帝塚山学院のスピ リットを感じました。


子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。