京都聖母学院中学校・高等学校

◆山下道明 校長先生 インタビュー (2011.4.19)

CIMG1927                  山下道明校長先生と私

京都伏見区にあります「京都聖母学院中学校・高等学校」の山下道明新校長先生にインタビューしてまいりましたので、ご報告いたします。

聖母学院中学校・高等学校は女学校で全校生徒752人の学校です。この4月に前副校長先生であった山下道明先生が校長先に就任されました。

学校法人 聖母女学院には、京都聖母学院幼稚園、京都聖母学院小学校、大阪聖母学院小学校、京都聖母学院中学校・高等学校、大阪聖母学院中学校・高等学校、京都聖母女学院短期大学があります。幼稚園、小学校は男子生徒も受け入れていますが、中学校からは女子だけです。

私 は、山口県の公立の女子校に通っていました。公立の女子校は全国でもわずかだったと思います。先年、帰郷しましたら男女共学校になっていて驚きました。女 子校に通っていたので、女子校に違和感はありません。楽しかったですよ。世の中は、男と女で構成されているわけですが、ほんの1時期でも女子だけの世界を 持つということは、自分自身を見つめなおせる良い機会だったと思います。良い思い出ばかりです。

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      聖母女学院 本館(旧陸軍第十六師団司令部庁舎)

 

CIMG1940                    本館の中。重厚で美しい。

 

CIMG1941         各部屋に暖炉があり、手の込んだ作りでした。

 

山下道明校長先生に聖母学院中学校・高等学校の魅力をお聞きしましたので、ご紹介いたします。

 


 

聖母学院には5つの魅力があります。


1、蔵書数8万以上、年間貸し出し数 約25,000冊を誇る図書館です。
668㎡の空間使った広くて明るい図書館は図書館少女たちが集う憩いの場です。

2、キャンドルで聖夜を祝う「クリスマスミーティング」です。
キリスト教の愛の愛の理念に基づき、一人ひとりの個性を尊重しながら、生徒を育んできた聖母学院の宗教行事の中でも、ひときわ美しく、幻想的なイベントです。

3、合唱コンクールです。
中学校と高等学校の両部門で開催するクラス対抗の合唱コンクールです。京都会館第1ホールで開かれるコンクールを目指して、みんなで一つの音楽を作り上げます。心のハーモニーを築き上げることが出来るこの行事は、25年も続いています。


4、インドで路上生活をする子どもたちを救済するために学校全体で「里親」になっています。
30年ほど前から、学校全体でインドの福祉施設「ボーイズタウン」の子どもたちの里親になっています。1学年で1人の子どもの里親になり、手作りでクリスマスカードなどを送っています。子どもたちからは日頃の生活を伝える便りが届きますよ。


5、卒業生が再会し、喜びを分かち合う「成人を祝う集い」です。
聖母学院では、毎年成人の日に「成人を祝う集い」を開催しています。この日は聖母学院の思い出話に花を咲かせたり、記念撮影をしたりと大賑わいです。中には、海外留学中にわざわざ帰国してくる卒業生もいるほです。

 


 

なるほど、魅力的な学校ですね。

 

 

 

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           魅力の一つである、図書館です。

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CIMG1931                           数学の授業

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                       校舎内の聖堂

 

 

これ以外に、私が魅力的だと思ったのは、大学合格実績です。

2011年3月卒業生141名の内(若干の浪人生含む)

国公立大学 12名

医歯薬 25名

同志社大学 21名

立命館大学 18名

関西大学 12名

関西学院大学 3名

同志社女子大学 21名

産近甲龍 25名

上智大学(外国語学科) 1名、麻布大学(獣医学部) 1名 その他。

素晴らしい実績です。

 

山下道明新校長先生から、受験希望者保護者の皆様にメッセージがあります。

「聖 母学院の建学の精神は、「カトリックの人間観・世界観にもとづく教育を通じて、真理を探究し、愛と奉仕と正義に生き、真に平和な世界を築くことに積極的に 貢献する人間を育成する」ことです。この「建学の精神」のもと礼儀を重んじ、心豊かで逞しくしなやかな女性を育てたいと考えています。」


以上です。



子どもの笑顔を守りたい。 幼児教室けいkids+の心です。